Flolape

Thalictrum reniforme

Thalictrum reniforme Wall.
Thalictrum reniforme
Photo: Wikimedia Commons (CC-BY-SA-4.0)

Thalictrum reniforme Wall. は、ヒマラヤ地域に広く分布する多年草で、キリンソウ科に属する。7月から10月にかけて花を咲かせ、8月から11月に実を結ぶ。葉は三角形で、葉柄が1.5~6cmあり、葉の裏面は淡緑色である。花は両性で、萼片は通常紫色である。この種は、形態的に類似した T. neurocarpum と混同されることがあるが、近年の研究により、明確に区別されることが確認されている。

Description

Thalictrum reniforme は、根が繊維質で、茎は150cmに達し、上部が分岐し、下部はほぼ無毛または薄毛、上部は腺毛がある。葉は2~3回三出複葉で、葉身は三角形で、葉片はほぼ丸形、広卵形、または広菱状卵形で、両面に腺毛がある。葉柄は1.5~6cmで、葉鞘状の葉緑があり、縁が整っている。花序は円錐状で、多数の花をつける。萼片は4枚で、広楕円形または卵形で、通常紫色である。雄しべは20~30本、花糸は糸状で、花粉腺は線形である。雌しべは10~20個、子房は斜め卵形で、緑色である。

Habitat

Thalictrum reniforme は、ヒマラヤ東部や西ヒマラヤ、ネパール、アッサム、チベットなどの標高の高い地域に生育する。典型的には、湿潤で肥沃な土壌を好む。このような環境では、他の高山植物と混生する。

Cultivation

この種は、高山植物として栽培される場合、排水がよく、やや湿った土壌を好む。日照は半日陰が適しており、過度な乾燥や強い直射日光は避けるべきである。繁殖は種子か分球で行うことができるが、種子は発芽に時間がかかるため、分球による増殖が一般的である。

Uses

Thalictrum reniforme は、主に観賞用として利用される。特に高山植物としての美しさから、庭園や温室で栽培されることがある。また、一部の地域では、伝統的な薬用植物として葉や根が用いられることが記録されているが、具体的な用途や効能については詳細な研究が必要である。

Distribution

Assam · East Himalaya · Nepal · Tibet · West Himalaya

Synonyms

Thalictrum menthosma

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